土地選びから失敗してしまう落とし穴とは?

価格や立地だけで決めていませんか?
家は一生の拠点。けれども、どんなに立派な家を建てても、「土地選び」を誤ってしまうと、あとから取り返しのつかないことになる場合があります。
土地は、ただの“場所”ではなく、そこに住む人の運気や健康を左右する大切な“器”なのです。
土地購入は施主にとって本当に「最高」だったか?
家は一生の拠点。
けれども、どんなに立派な家を建てても、
「土地選び」を誤ってしまうと、あとから取り返しのつかないことになる場合があります。
土地は、ただの“場所”ではなく、そこに住む人の運気や健康を左右する大切な“器”なのです。
土地購入は施主にとって最高だったか?
土地にも「ご縁」があります。
購入のタイミング、方位、日取り——それぞれが施主にとって“気の巡り”が良いものであるかが重要です。
実際に、ある方からこんな相談を受けたことがあります。
「他の会社で家を建てて3年目ぐらいから、良からぬことが続いています。主人が亡くなり、義母が大病をして……。
森川さん、これって家相や間取りに関係あるんでしょうか?」
土地購入日・着工日・引っ越し日、それぞれの方位を拝見すると、いくつかのズレが見つかりました。
“たまたま”と思われる出来事も、気の流れの乱れから生じることがあるのです。
土地の形は正しいか⁈
土地の形にも“エネルギー”があります。
三角形の土地に住まわれた方が、次々とトラブルに巻き込まれ、精神的にも大きな負担を抱えられたことがありました。
しかも、その土地の近くには寺院があり、墓地を管理されていたため、外からの影響も受けやすい環境でした。
所有しているだけで影響を感じられたとのことで、最終的にその土地を手放されました。
「四角(しかく)がない」土地は、“死角がない”土地。
形が整った土地こそ、家族の暮らしを支える安定の基盤になります。
土地の高低差で自然の恵みをいただく
自然の地形には、発展するための“理”があります。
たとえば、東京が日本一の都市として発展しているのも、偶然ではありません。
南に平地、西に小高い山、北に山、東に川や海——。
この地形のバランスが、自然のエネルギーを受け取る理想の形です。
土地を選ぶときも、このバランスを意識してみてください。
南に光が入り、西に山の気を受け、北に守りがあり、東に水の流れを感じる。
そうした土地は、家族を穏やかに守り、運を育ててくれます。
■まとめ
土地選びは、家づくりの出発点であり、人生の基盤でもあります。
価格や立地条件だけでなく、
- 日取り・方位の巡り
- 土地の形と整い
- 自然との調和
これらを大切にすることで、「住んでからわかる幸せ」を手にできます。
見えないものに耳を澄ませる。
それが、本当に豊かな家づくりの第一歩です。

森川聡/家づくりプロデューサー・一級建築士
気の流れと自然の理に基づく「幸せの家相」を伝えながら、家族の健康と笑顔を守る家づくりを全国でサポートしています。
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